住宅建築を支えるお仕事です

道北ハウジングシステム協同組合

製材を人工的に乾燥させる乾燥窯があります。 しっかり乾燥させることで、木材の収縮や曲がり、割れなどを防ぐことができます。 乾燥後は外気になじませて養生を行います。（針葉樹は1週間、広葉樹は1ヵ月ほど） 養生することで木材の含水率を安定させ、より高品質な材に仕上げます。

住宅の骨組みとなる製材を加工します。 CADという設計図をロボットに読み込ませて加工を行います。 元々、大工さんが手作業で行っていた加工を、ロボットで行えるようになり、短期間で正確な加工を行えるようになりました。 手加工では1ヵ月かかる作業を、プレカットでは1日で行うことができます。

在来工法（金具を用いずに接合部を作る方法）とは異なり、接合部に金物を用いる工法です。 木を彫らないため欠損する部分が少なくなり、強度が大きくなります。 複雑な加工も必要ないため、工期も短縮されます。

S4S加工は、木材の４面を滑らかにする加工を指します。 人工乾燥した製材を、プレーナー、モルダーという機械を用いて 表面をなだらかにする加工を行い、規格をもとにカットします。 加工後は含水率を自動で計測し、 問題がなければインクジェット装置で印字が行われます。

リフトで製材を運び、乾燥窯に入れていきます

CAD設計図を基に、各建築材を加工していきます。 横架加工、柱加工、間柱加工、登梁加工などさまざまな加工に特化した機械が整っています。

加工を完了した製材を検品し、結束して梱包にしていきます。